マスクやアルコール消毒が手放せなくなった昨今。
日常的に使っているけど、改めて注意したほうがいい点を知りたいと思っている人もいるでしょう。
ここでは、マスクやアルコール消毒液の使用時に気を付けたいポイントを紹介します。
マスク着用やアルコール消毒時に注意したい5つのポイント
マスクやアルコール消毒の注意点をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。
1.マスクは鼻・口・あごを覆う
マスクの着け方で注意したいポイントが、しっかり鼻・口・あごを覆うこと。
不織布マスクの場合、ノーズフィッター(マスク上部にあるワイヤ)を鼻に沿う形で折り、鼻をカバーします。
マスクの下部分はあごまで伸ばし、顔全体を覆い隠すようにしましょう。
布マスクの場合も、ひもの長さを調節して、なるべく顔との間にすき間ができないようにします。
また一度使ったマスクを外す際は、ウイルス付着の可能性があるフィルター部分は持たず、ひもを触るようにしましょう。
2.夏など気温の高い日は熱中症にならないよう気をつける
夏など高温多湿の中、長時間マスクを着用していると熱中症にかかる危険性があります。
ソーシャルディスタンス(注:他者との距離を2m以上とること)が保てる場合は、マスクは外したほうがいいでしょう。
またマスクを着用しながらのジョギングは呼吸障害を起こす懸念があります。
のどが渇いていなくても水分を補給するなど、熱中症予防が重要です。
3.アルコール消毒液は十分な量を手に取る
アルコール消毒液は十分な量を使って、手指を消毒しない限り、効果を得られません。
適量は製品によって異なりますが、3~4ml(500円玉大)が一つの目安。
ポンプ型の場合は、ポンプを押し切って、出すようにしましょう。
量が足りないと感じたときは、追加してください。
20秒以内に乾いてしまった場合は、量が不十分と考えたほうがいいでしょう。
4.アルコール消毒液は爪の間や指先にもよく擦り込む
ウイルスは手のひらや手の甲だけでなく、爪や指の間にも入り込んでいます。
手のひらや手の甲だけでなく、爪や指の間など細かなところまでしっかり消毒していきましょう。
5.アルコール消毒液は適切に取り扱う
アルコール消毒液は引火しやすく、火の元での使用は厳禁です。
保管の際は、直射日光に当たらない、高温にならない場所を選びましょう。
容器に詰め替えるときは、アルコールの可燃性蒸気が停滞しないよう、換気の良いところで行います。
詰め替えの際は、漏れたりこぼれたりしないよう、細心の注意を払いましょう。
詰め替え容器には“アルコール消毒液”や“火気厳禁”などと記載したほうがいいです。
感染症対策で熱中症にならないための注意点
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっているなか、ウイルス感染対策として「外出時のマスク着用」や「不要不急の外出自粛」などが欠かせない対策となっています。
しかし、夏季シーズンにおける「感染症対策の取り入れが引き金となる熱中症問題」について大きな不安や懸念を抱えている人も少なくありません。
以下では、感染症対策で熱中症にならないための注意点をまとめました。
■感染症対策の取り入れで熱中症になることを未然に防ぐための注意点
- マスクの着用
・野外にて他人との距離を十分に確保できるシチュエーションにおいては、マスクを外してもよい。
(少なくとも2m以上は距離を保つ)
・マスク着用時は、強い負担がかかる運動や重作業は控える。
・こまめな水分補給を心がける。
・マスクを外したうえで、休憩する時間を設ける
・気温の高い日や時間帯などの外出は避ける。
- エアコンの使用
・一般家庭に普及しているエアコンの多くは、換気性能が搭載されていない。
そのため、エアコンを稼働している最中でも、換気扇や窓開放で十分に空気の入れ替えを行う必要性がある。
・換気を行うと、室内温度が上昇する傾向にある。
室内温度の上昇を防止するためにも、エアコンの設定温度はできる限り低めに調整する。
- 涼しい場所への移動
・新型コロナウイルスの感染対策による影響で、入店制限を設けている店舗が多い。
そのため、夏季シーズンに外出する際は、できる限り日陰や風通しのよい場所への移動を心がけることが大切。
- 日常的な健康管理
・常日頃から体温測定や健康チェックを実施する。
・「体調がすぐれない」と感じた際は、仕事や学校などを休んだうえで、自宅にて静養することが大切。
マスク着用やアルコール消毒は適切に行おう!
マスクの着用時やアルコール消毒時に気をつけておきたいポイントを紹介しました。
マスクもアルコール消毒液も今や手放せないアイテムですが、使い方を間違ってしまったら感染予防対策にならなかったり、思わぬトラブルを引き起こしたりするかもしれません。
マスクとアルコール消毒を正しく行うことで、早期の感染収束を実現させましょう!
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