帰宅後の適切なウイルス感染対策方法について徹底紹介

新型コロナウイルスの脅威から自分自身や家族を守るためにも、徹底した感染対策を取り入れることが求められます。
とくに、屋外から帰宅した際は適切な感染対策方法に則ったうえで、手洗いの徹底や速やかなマスクの処分などを実施しましょう。

とはいえ、新型コロナウイルスが猛威を振るう日本において、適切な感染対策方法の概要や具体的な手順などを十分に理解している人は少ないといえます。

そこで、本記事では帰宅後の具体的な感染対策方法についてまとめました。
「ウイルスの脅威から自分や家族を守りたい」といった強い思いを抱いている人は、是非参考にしてみてください。

帰宅後の感染対策方法

あらかじめ帰宅後の適切な感染対策方法を知っておくことは、ウイルス感染対策の効果を引き上げることにつながります。

ここでは、帰宅後の具体的な感染対策方法について解説します。

石鹸にて入念な手洗いを行う

帰宅後の具体的な感染対策方法のひとつに、「石鹸にて入念な手洗いを行う」といった方法があげられます。
帰宅後は、できれば約30秒以上の手洗いを行いましょう。

近年の研究によると、流水にて手洗いを行うだけでも、15秒間のうちに「100分の1」ものウイルス量まで減少させることが可能といわれています。
さらには、石鹸にて約10秒間丁寧に揉み洗いした後、流水で15秒すすぎ洗いした結果、なんと「1万分の1」まで減らすことが可能となるのです。

仮に、手洗いが難しい状況下においては、手指用として販売されているアルコール消毒液を代用するとよいでしょう。

お風呂場へ直行する

帰宅後は、すぐにお風呂場へ直行した後、体を綺麗に洗い流すことが大切です。
手洗いによるウイルス量の減少効果と同じ原理で、体中に付着した各種ウイルスを綺麗に洗い落とすことができるからです。

しかし、ウイルス感染対策を徹底している人のなかでも、帰宅直後のシャワー・入浴を実践している人は少ないといえます。
とくに、冬場などの寒い時期に関しては、一日に何度もシャワーを浴びることに対して億劫な気持ちを抱えている人も多いでしょう。

前述のような感情を持っている人は、浴室乾燥機などを稼働させた後、暖かい環境にてシャワー・入浴を行うなど、自身が快適にウイルス感染対策を実施できる工夫を取り入れてみましょう。

屋外にて使用したマスクをすぐに処分する

野外にて使用したマスクの表面には、数多くのウイルスが付着している可能性が高いといえます。
そのため、帰宅後は直ちに処分するよう心がけましょう。

屋外にて使用したマスクを処分する際は、マスクの表面部分ではなくゴム紐だけを持ったうえで耳・顔から外し、蓋付きのゴミ箱に捨てます。
また、マスクを取り外す際に手に多数のウイルスが付着する危険性を想定し、マスク脱着後は必ず手指をアルコール消毒、または石鹸にて入念に洗うよう徹底しましょう。

衣類を除菌する

衣類の中でもTシャツやワイシャツ、セーター、ズボンなどの一般的な洋服には特にウイルスが付着しやすいです。

こういった普段着に付着しているウイルスを家に持ち込まないために、帰宅後は衣類を洗濯かごに入れましょう。

コートなど普段洗わないものは外干ししましょう。

こちらの記事では、衣類のタイプ別の除菌処置に関して述べているので、是非ご参照ください。

衣類のタイプ別から見る適切な除菌処置方法と消毒作業の必要性

帰宅後の適切な感染対策方法を取り入れよう!

いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで帰宅後の適切な感染対策方法についてご理解いただけたと思います。

ウイルス感染の脅威を少しでも解消させるためにも、帰宅後の適切な感染対策方法の取り入れを検討しましょう。