消毒と手洗いどちらが感染防止に効果的か

消毒や手洗いが日常的な習慣になっている人も多いと思います。

そのなかには、どちらがより効果的か、知りたいと思っている人も多いでしょう。

この記事では、消毒と手洗いをくらべて、どちらがより高い効果を発揮するかについて解説!

適切な習慣を得ることで、感染拡大を防止していきましょう。

 

消毒と手洗い、どちらが効果的?

消毒と手洗い、どちらが感染抑止により高い効果があるのか? それぞれのメリットを比較しながら、見ていきましょう。

 

1.手洗いのメリット・デメリット

手洗いのメリットは、菌やウイルスだけでなく、汚れなども落とせること。

アルコール消毒は菌やウイルスといった病原菌は減らせますが、汚れを取り除くことはできません。

 

ただし、手洗いのデメリットは、30秒ほどかけて入念に手洗いしないと効果を発揮できないこと。

多くの人が、さっと手を濡らし、こすり合わせ、ハンカチやタオルで手を拭いていますが、これでは感染症対策には不十分です。

手を濡らしたあと、せっけんを泡立て、手の甲や手のひらだけでなく、指先、爪の中、手首まで隅々きれいに洗いましょう。

 

また洗い終わったあとは、洗濯したばかりのタオルやハンカチを使ったほうが感染予防には効果的です。

前の人の手についていた菌やウイルスが、タオルを介して、あなたに付着するかもしれません。

またハンカチに関しても、カバンの中に菌やウイルスが潜んでいたら、そこから感染してしまう可能性があります。

 

2.消毒のメリット・デメリット

消毒のメリットは、手洗い設備がない外出時でも、気軽にアルコール消毒できること。

店の前やイベント施設などでも、アルコール消毒液を見かけることが多くなりました。

またアルコール消毒液は、手洗いよりも殺菌力が高く、消毒にかかる時間も20秒程度と手洗いよりも短いです。

 

ただし、アルコール消毒も手洗い同様、指先や爪の中など隅々まで消毒しなければ意味がないので、気をつけましょう。

手洗いが不十分になりやすい部分 

 

徹底したウイルス感染対策を取り入れるためにも、まずは、手洗いが不十分になりやすい部分について十分に理解・把握しておくことが重要です。 

手洗いが行き届いていないケースにおいては、細菌やウイルスが残ったままの状態だということになります 

 

つまり、細菌またはウイルスが残存している状態のまま、食事や料理などを行っているということにつながるのです。 

 

手洗いが不十分になりやすい箇所の具体例については以下のとおりです。 

 

■手洗いが不十分になりやすい箇所 

・指の間 

(とくに、水かき部分の洗い残しが多い) 

・指先 

(爪の間または爪自体に汚れが残っているケースが多い) 

・親指周辺 

(親指周辺は、意識しないとしっかり洗い流せない) 

 

前述の箇所を意識しながら手洗いを行うことで、手に付着したウイルス・細菌の生存数を大幅に削減することが可能です。 

 

新型コロナウイルスをはじめとした各種ウイルス・細菌の脅威から自分自身や家族を守るためにも、入念な手洗いの実施を心がけましょう。 

消毒・手洗い、双方にメリット・デメリットがある!

消毒と手洗い、どちらがより効果的か、医師や専門家によっても意見が分かれています。

外出時などに手軽に消毒できるのはアルコール消毒液ですが、アルコール消毒だけでは手の汚れは落とせません。

汚れが付いた状態の手をアルコール消毒しても、消毒液の効果を最大限に発揮することはできませんので、両者を場面に応じて臨機応変に行うべきだと感じます。

ぜひ皆さんも、消毒・手洗いを徹底し、感染を防いでいきましょう!

 

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