クラスターが職場で発生したときのリスク

職場でクラスターが発生したらどうしよう……。

テレビやネットのニュースなどで、職場の集団感染のニュースを見るたびに、不安がよぎる人も少なくないと思います。

では、もし職場でクラスターが発生してしまったら、どのようなリスクがあるのか。

感染対策に力を入れている人は、ぜひ参考にしてください!

 

もし職場でクラスターが発生してしまったら……?

もし職場でクラスターが発生したら、どのような事態に直面するのか。

ここでは、クラスター発生時のリスクについて解説します。

 

1.消毒作業などのコストの発生

もし社内でクラスターが起きたら、保健所の指示に従って、消毒作業を行わなくてはなりません

消毒にかかる費用は自己負担です。

アルコール消毒液や手袋などの備品はもちろん、消毒作業の外注費なども自社で負担しなくてはなりません。

 

消毒範囲は、感染者がどの程度、移動したかによって、変わります。

場合によっては、かなり大掛かりになることもあるのです。

そのため、予想外の出費がかさみ、大きな影響を受ける可能性があります。

 

2.自社イメージの毀損

新型コロナウイルスの感染者が出ることによって、場合によっては「あの会社は感染対策を怠った」と見られる可能性があります。

例えば、リモートワークなどの対策が取られていなかった場合、業種にもよりますが、人によっては「あの会社は然るべき設備投資をしなかった」と思うこともあるでしょう。

新型コロナ対策をしっかりしていることが、自社の社員からも他者からも、「この会社は対応が素晴らしい」と高く評価される要因になります。

 

3.一時的な営業停止による影響

感染者が出ると、消毒作業や自宅待機などにより、一時的に業務がストップしてしまいます。

人数が少ない職場の場合、数人であっても社員が自宅や宿泊所待機、入院となってしまったら、業務が回らないといったこともあると思います。

 

また濃厚接触者など出勤できない社員に対しても給料や手当を支払わなくてはならず、企業によっては大きなダメージを受けることもあるでしょう。

 

4.保健所とのやりとりなど手間の増大

新型コロナウイルスの陽性者が発覚すると、保健所の指示に従って、濃厚接触者の洗い出しや自宅待機中の健康観察などさまざまな事柄に応じなくてはなりません。

濃厚接触者リストを作成するには、本人に聞き取り調査を行わなくてはなりませんし、感染が起きたことを公表するか否か、どのような形・文面にて公表すべきかなどの論議もあるでしょう。

担当者を誰にするかなどで、議論が紛糾することもあるかもしれません。

このような状況下にならないためにも、日頃から感染対策を行い、万が一の事態に備えて事前に準備しておくことが大切です。

工場における感染対策のポイントについて知りたいという方は、こちらの工場での感染対策の3つのポイントの記事をご覧ください。

 

職場クラスター発生のリスクを抑えるためにも、事前の感染症対策が重要!

もし職場でクラスターが発生したらどうなるか、分かりましたか?

職場で集団感染が発覚することによって、企業は色々な対応を求められるようになります。

初めての事態に困惑するだけでなく、企業イメージや事業継続といった面でも大きな影響を受けることもあるでしょう。

そうならないためにも、日頃から感染症対策を徹底し、クラスターを発生させないようにしましょう。

 

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