工場での感染対策の3つのポイント

工場内で集団感染(クラスター)が起きたらどうしよう……。

工場は停止になってしまい、社内だけでなく、取引先にも迷惑をかけてしまう。

そんな未来を想像したら、感染対策に手を抜くわけにはいきませんよね。

では、工場内でどのような感染予防をすべきか。そのポイントをお伝えします。

 

工場での感染対策に必要なこと

工場でよくみられる感染対策を紹介します。

 

1.社員の体調管理の徹底

毎朝、検温をするなどして、社員の体調管理の把握をしているところも多いです。

発熱などの身体の異常が見つかったときは、即座に帰宅をうながし、「休むのも仕事」と自宅休養を要請しましょう。

また病院に行った際は結果を報告してもらうなど、情報共有の体制も構築しておきます。

家族内に体調不調者がいた場合も、無理せず様子を見て、時には出社しないという判断も大切です。

 

社員に限らず、来社する人全員に対して検温を行い、少しでも異常が感じられたら、工場内に足を踏み入れるのはやめてもらいましょう。

 

2.3密の回避

3密(密閉・密接・密集)を避けるため、換気をしたり、ソーシャルディスタンスをとったりする必要があります。

仕事中はもちろん、休憩室や喫煙室などでも間隔を空けるよう、気をつけましょう。

 

管理部門など可能な部署は、テレワークを行います。

また公共交通機関を使わずに出社できる社員は、自動車や自転車などでの通勤を認めましょう。

ロッカールームもシフト制にするなどして、混雑を避けます。

 

3.アルコール消毒

アルコール消毒液を工場内に設置し、いつでも手指消毒できるようにします

また不特定多数が触る場所は、定期的に消毒し、感染リスクを低減しましょう。

工場によっては作業中手袋をし、手袋の上からさらにアルコール消毒を行っているところもあります。

オフィスでクラスターが発生した場合のリスクについて知りたい方は、こちらのクラスターが職場で発生したときのリスクをご覧ください。

自分自身が行える予防策とは 

 

企業がウイルス感染対策を取り入れることはもちろんのこと、従業員一人ひとりが自己対策を実施することも重要です。 

そのため、まずは自分の手で実行できる予防策の具体例について入念にチェックしておきましょう 

 

以下では、工場にて働く従業員が自分自身で行える予防策をまとめました。 

 

■工場にて働く従業員向けの予防策 

・自分専用の各種備品を持参する 

(タオル/コップ/筆記用具 など) 

・体調不調を感じた場合は、無理することなく休暇を申し出る 

とくに、発熱や風邪の症状が確認できる場合は、必ず職場に伝えることが重要。 

・制服のこまめな選択を意識する 

常に清潔な制服を着用することが大切。 

・不要不急の外出を控える 

休養中はもちろんのこと、特定の休暇日に関しても不要不急の外出は避ける。 

 

なお、前述のポイント以外にも、担当の業務を遂行するうえで、必ずマスクを着用することが重要です。 

また、休憩時間(昼休みなど)には、定期的な手洗い・うがいを心がけるよう意識しましょう。 

新型コロナウイルス対策を徹底して、工場の安全を守ろう!

感染症の蔓延はオフィスだけでなく、工場にも大きな影響を与えます。

在宅勤務が難しい分、工場内での徹底的な感染対策が必要です。

感染症にかかることなく、安心・安全に仕事をするためにも、日頃からさまざまな点に気をつけましょう。

 

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