感染リスクが高いといわれている飲食店。
安心してお客様に飲食を楽しんでもらうためにも、感染対策に力を入れているお店は多いと思います。
そんな飲食店に有効な4つの感染対策とは?
飲食店の皆さまにはぜひ検討していただきたい、感染対策をお伝えします。
飲食店で感染しやすい理由
飲食店での感染には、さまざまな理由や要因が関与しています。
以下では、飲食店で感染しやすい理由について各シチュエーション別にまとめました。
■飲食店で感染しやすい理由
- 対面テーブルでの感染事例
・数時間もの間、マスク不着用にて感染者と対面しながら食事を行った。
・感染の理由としては、感染者と同席しながらの食事に加え、感染者との距離が近かったためと考えられる。
- カウンター席での感染事例
・感染者の隣に座っていた利用客や店舗スタッフがウイルスに感染した。
・感染の理由として、感染者との距離が近かったことが感染伝播の要因と考えられる。
- 食器共有による感染事例
・ウイルス感染の疑いがある母親が数人の子どもを連れて食事をした。
・母親は、自身のスプーンを使って子ども達に料理を食べさせていた。
・スプーンを共有したことによる唾液感染が、感染伝播の要因になった可能性が高い。
飲食店にて食事を行う際は、できれば対面ではなく斜め向かいの席に座らせてもらうよう意識しましょう。
飲食店で行うべき4つの感染対策
飲食店に効果のある4つの感染症対策を紹介します。
1.定期的な消毒・清掃
感染症対策の基本ともいえる、消毒・清掃。
お客様が使ったテーブルやイスはもちろん、メニューやキャッシュトレイ(コイントレイ)など少しでも接触の可能性のあるところは消毒します。
もちろん、従業員も自らが感染源とならないよう、こまめに手指消毒を行いましょう。
2.検温などによる入店制限
お店の中には、密にならないよう、入店できる人数を制限しているところもあります。
お客様の理解を得るため、ホームページや店頭に「現在、入店制限中」と掲げているお店も多いです。
また自動検温システムなどを使用して、来店者の表面温度を測定し、発熱が発覚したら入店を断る店舗も増加しています。
3.キャッシュレス決済の導入
不特定多数の人が触る現金は接触感染のリスクがあるとして、キャッシュレス決済を導入する店舗も増えています。
キャッシュレス決済は、感染対策だけでなく、人員削減等にも役立ち、政府も新型感染症が蔓延する前から推進していた政策です。
近年は、手数料が比較的安いスマホ決済などの決済手段も普及しつつあるので、この機会に導入してみるのもいいでしょう。
4.パーテーションの設置
お店によっては、座席間やレジにパーテーション(間仕切り)を設置して、飛沫対策をしているところもあります。
パーテーションがあるお店はお客様からしても、安心感が高いです。
積極的に取り付けることによって、安全を守りましょう。
万全の対策をしても感染のリスクをゼロにすることは出来ません。万が一にも飲食店で発熱者が確認された場合に備えて、こちらの飲食店で発熱を見つけたときの対処法の記事も併せてご確認ください。
飲食店こそ、入念な感染症対策を実施しよう
現在、感染リスクの高い場所と目されている飲食店。
最近は飲食店に行くこと自体を控えている人も多いと思います。
しかし、感染症対策がしっかり行われているお店でしたら、感染リスクもそんなに高くありません。
お店側も感染症対策を実施して、お客様との信頼関係を構築していきましょう。
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