
飲食店で働いている人にとって、新たに対応せざるを得なくなっているのが“検温”です。
自動検温システムなどを使用して、お客様に検温を行っている人も少なくないと思います。
もし入店時に発熱者を確認したらどうすればいいのか? 適切な対処法を紹介します。
飲食店で発熱を検知したら?
現在、検温を行っている飲食店はたくさんあります。
もし発熱者を発見したらどうすべきか。ここでは、対処法をお伝えします。
1.スタッフの場合
スタッフの出勤時に、検温を行っている店舗も多いと思います。
スタッフの中に発熱者がいたら、マスク着用のうえすぐさま自宅に帰るよう促しましょう。
熱が下がるまでは自宅待機してもらい、回復したら出社してもらいます。
なかには、熱がなかなか下がらない、または解熱しても自分は感染しているのではないかと不安を感じている人もいると思います。
その場合は、かかりつけ医や近所の医療機関等に電話で相談しましょう。
どこに電話すればいいか分からないときは、自治体によっては発熱相談センターを設けているところもあるので、連絡するといいです。
特に高齢者や基礎疾患のある重症化リスクの高い人や妊婦などは早めに相談することをおすすめします。
その後は医師や保健所の指示に従い、対応していきましょう。
2.お客様の場合
お客様に入店時に検温を施している店もあると思います。
もしそこで発熱が発覚したら、入店を断りましょう。
入店を断る際は、「通告書」と呼ばれる書面を使うことをおすすめします。
口頭などで伝えた場合、相手が感情的になってしまい、トラブルが拡大してしまうことも。
書面を提示すれば「言った、言わない」の水掛け論を阻止でき、「店全体の決まり事」という印象をつけられ、拒否された側も反論しづらくなります。
飲食店は利用者も多く、発熱者を出さないためにも感染対策は非常に重要です。こちらの飲食店こそやっておきたい、4つの感染対策の記事を読んで感染対策を徹底しましょう。
営業は続けられる?
店舗スタッフの中に「発熱した人」や「ウイルスへの感染疑いがある人」が在籍している場合、果たして店舗自体の営業を続けていくことは可能なのでしょうか。
「一般社団法人 日本フードサービス協会」によると、「以下の項目・ポイントを満たしている場合に限り、飲食店の営業を継続しても差し支えない」とされています。
■飲食店の営業継続にまつわる詳細
●店舗スタッフの中に感染者が在籍していた場合の営業継続について
一般的に推奨されている衛生管理方法が実施されていれば、感染者が発生した店舗だとしても、食品廃棄や営業停止などの対応をとる必要性はない。
ただし、感染者および濃厚接触者の代わりとなる人員の確保や感染者が勤務していたエリアの消毒作業などから、営業の継続が困難であると判断できる場合は店舗の休業が必要になってくる。
なお、他の従業員や利用客などへの2次感染の疑いがある場合は、各種保健所の助言を考慮したうえで、何らかの方法にて注意喚起を促すことが求められる。
●重要な業務の継続について
濃厚接触者に対して出勤停止措置を講じることにより、従来の業務継続が困難になってしまうケースもある。
仮に、業務継続が困難な状況に陥る可能性が高い場合は、優先的に継続させるべき業務を明確に選定したうえで、業務の継続に必要となる人員・物的資源(手袋/マスク/消毒液)などを把握しておく。
また、業務の継続を行うため、情報共有体制・在宅勤務体系・人員融通体制を整備するとともに、業務継続にともなうマニュアルを作成する
出典:一般社団法人 日本フードサービス協会:外食店における新型コロナウイルス感染者 発生時の対応に関するガイドライン (暫定版)
発熱が発覚したら、入店させないことが大事!
もし発熱者を見つけたら、まず入店させないことが重要です。
万が一、陽性者だったら、店内にいるスタッフ・お客様にも感染を広めてしまう可能性があります。
自分の店から感染者を出さないためにも、徹底した感染対策を実施しましょう!
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